土鍋で世界の鍋料理 中国編

たかし「今夜の鍋料理は、中国です」

キボリ「えっ、いつもみたいな国当てクイズ形式でないのですかな？」

ないの。

えっ、な、な、なんですかな、今夜のたかしは、なんだか やけにクールですなぁ。

そんなことないよ。だって、国当てクイズしたって、キボリぜんぜん当たらないんだもん。

それじゃぁ、世界一人口の多い国は？

えっ、そ、それは・・・

中国だよ。

えっ、あっ、中国ですわ。

ね。

世界一、小麦の生産量の多い国ってきいてくれた

こちらが、中国の鍋料理”ピェンロー”。本当は、深鍋で白菜まるごと1個を使って作る料理なんだって。ボクのは、一人用土鍋だから無理なのだけど。

これまでの鍋と違って、色がついてませんなぁ。味付けは何でしてあるのですかな？

味はまだ付けてないの。

えっ、それまた実に中国らしくないですなぁ。香辛料とか、辛いのとか、何も入らないのですなぁ。こんなんで美味しいのですかなぁ…

実は、食べ方にも特徴がある鍋なんだよ。

ピェンローはね、各自の器に、荒塩（無かったので普通の味塩を使ってます）と一味唐辛子を好みで入れて、そこに よ～く肉のダシの出た鍋のスープを注いで、それをつけ汁のようにして、鍋の食材をいただくんだよ。

あぁ～、なるほどなるほど。それではいただいてみますわ。

うひゃ～！　これは実に美味しいですなぁ。とっても優しい味がしますなぁ。

調理中、唯一入れた調味料、ごま油の香りも相まって、非常に美味しいねぇ。水炊き鍋に似てる気もしてたけど、全然違うね。

中国4,000年の歴史ですわっ！