鮭と長芋の梅しそ和え　　　　　　　　　

たかし「いやぁ、昨夜も飲みすぎちゃったなぁ」

キボリ「飲みすぎましたなぁ。とっても美味しいお店でしたからなぁ」

愛「ど、ど、ど、どぉして、あぁぁぁたしも 連れて行ってくれなかったのぉぉぉぉ～お（怒）」

たかし「あ、いや、あの。昨夜はね、大事な仕事の方と一緒だったから、女性同伴という訳には、いかなかったんだよ…」

愛「あぁぁぁら、女性がダメで、なぜ”熊”は、いいわけぇぇぇえ！（怒怒）」

キボリ「むっ！（怒怒怒）。ぼ、ぼ、僕は…　あっ、熊か」

たかし「まぁまぁまぁ。とにかく昨夜、ボク等は少々飲みすぎたから、今夜は”アンチエイジング”で、身体を休ませよ！　愛ちゃんの美容にも効果的だよ。」

愛「あぁぁぁら、あぁぁたくしは、そんなのなくとも、いつも、いつまでも、美しいことよぉぉぉお。おぉぉぉぉっほっ、ほっ、ほっ」

たかし「・・・・・・」

キボリ「・・・・・・」

ぴょん子「・・・・・・」

ぱんだ「・・・・・・」

ぴょん子「今夜は、私から アンチエイジングレシピをご紹介します。今夜のレシピは、酒と長芋の梅しそ和え。鮭の赤い色素は、ポリフェノールの一種で美肌効果が満点なんです。ポリフェノールは脂溶性なので、体への吸収を良くするため、植物油で調理するといいんですよ。鮭には、疲労回復効果のあるアンセリンも多く含まれていています。だから老化予防にも効果的。このアンセリンは、ブドウ糖やクエン酸と一緒に摂ることで、吸収率がアップします。糖質を含む長芋、クエン酸を含む梅干を合わせたのは、こういう意味があるんです。そして、長芋は糖質を多く含みますが、食物繊維も豊富なため、食後の血糖値の急激な上昇を抑えて、同時に摂取した脂肪を細胞内へ取り込みにくくします。長芋の粘りの成分のひとつムチンにも同様の効果があります。更に、長芋に含まれるジオスゲニン。これは体内で”若返りホルモン”とも呼ばれる、DHEAに変化するんです。嬉しいですね。シソの葉には、βカロチンが多く含まれています。βカロチンの一部は、ビタミンAへと変化して、肝細胞の修復や解毒作用、滋養強壮、血圧降下、網膜細胞保護による夜盲症予防などの効果があるんですよ。ビタミンAを多く含む卵、乳製品、レバーなどは、コレステロールが気になっちゃいますが、シソや緑黄色野菜から摂取すると、その点も気にしなくていいですね。”鮭と長芋の梅しそ和え”、とっても美味しく体に優しいアンチエイジングレシピです」

（鮭と長芋の梅しそ和え）

・鮭切り身　　　　　　 1枚

・長芋　　　　　　　5cm位

・大葉　　　　　　 　3枚位

・梅肉　　　　　　　 2個分

・オリーブ油　　　 小さじ1

・醤油　　　　　 　小さじ1

・塩　　　　　　　　　少々

・胡椒　　　　　　　少々

鮭には、あらかじめ軽く塩をふっておき、10分ほどねかせておきます。

フライパンにオリーブ油を敷き、鮭に軽く胡椒をふり、中火で焼きます。両面に焼き色がついたら、水 大さじ1を加え蓋をして、弱火で10分間 蒸し焼きにします。

長芋を1cm厚にカットし、蒸し焼きした鮭とともに並べ、醤油を加えて焼きます。長芋には、アミラーゼやグリコシターゼなどの消化酵素も豊富に含まれており、これらは過熱すると酵素活性を失ってしまうため、表面に焼き色がつく程度になったら火を止めます。

梅肉と刻んだシソをのせたら完成です。とっても美味しいよ！