簡単おいしいイカ塩辛

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材料は、たったのこれだけ
材料は、たったのこれだけ

はい、こちらが材料一覧です。たったのこれだけです。

 

・イカ   10杯

・塩     多め

 

イカの数も塩の量もお好み次第。なのにいつでもおんなじ味で、非常においしいイカ塩辛ができちゃうんです!すごいですね。

まず、イカを解体します。
まず、イカを解体します。

ちなみに、味の決め手はイカの鮮度のみ。今回は、さっきまで泳いでいた”生け簀イカ”を使用しています。ただし、鮮度がやや落ちても、それはそれ、かなり美味しく漬けることができますのでご安心を。

まずは、パーツごとに解体します。

つづいて重要なゴロの処理
つづいて重要なゴロの処理

続いて重要なゴロの処理です。ゴロを下処理せずに、そのまま漬け込む方法もあるようですが、地元函館の塩辛通達は、ここで大事な処理をします。

ラップに厚めにキッチンペーパーを敷き、塩を大量に敷き詰めます。

塩の上にゴロを並べます
塩の上にゴロを並べます

その上に、ゴロをゴロッと(…)並べます。ゴロ全体にまんべんなく塩が触れるようにゴロとゴロの間は、若干離しておきます。

その上から塩をふりかけます
その上から塩をふりかけます

その上から、ゴロが見えなくなるまで十分な塩をふりかけます。

キッチンペーパーで包み込み、ラップでくるみ丸一日冷蔵庫でねかせます。

ここをクリックで9月1日の「今夜も晩酌」が見れるよ
9月1日の「今夜も晩酌」風景

1日目はこれで終了。実際に漬けこむのは明日の夜。

ゴロ以外の部分を用いて「今夜も晩酌」を楽しみます。

実は、ここのところに今回レシピの最大の秘訣があるのです。初日のイカの身は、その場で食べつくすなり、翌日に加熱料理の材料にするなり、冷凍保存をしてしまうなりして使い切ってしまいます。そして明日、再び鮮度の良い”生け簀イカ”を購入し、その身を塩辛の材料にします。贅沢だけど、これでも市販品を買うよりずっと安く、しかも極旨塩辛を楽しむことができるのです。

皮あり・皮なし2種類を作成
皮あり・皮なし2種類を作成

時間は一気に進んで、翌日の夜です。翌日に購入するイカの数は、前日の半分くらいが目安。ゴロの量に対して、イカの身が多すぎるためです。

今回は、皮ありと皮なしの2種類を作成します。皮ありは、独特のイカの旨味を楽しめます。イカ好きの函館市民には、こちらが圧倒的に支持されているようです。皮なしは、艶のあるオレンジ色の塩辛となり、ゴロの味わいを楽しめます。

イカの皮の簡単な剥き方は、下のスライドショーを参考にして下さい。

簡単イカの皮剥き法

冷蔵庫で一晩ねかせたイカゴロ
冷蔵庫で一晩ねかせたイカゴロ

こちらが冷蔵庫で一晩ねかせたイカゴロです。ゴロ周囲の塩が、漬け込むときに混じりこむと大変しょっぱくなってしまうので、水で洗い流し、キッチンペーパーで十分に水気を取り除きます。

下処理終了
下処理終了

これで下処理が全て終了。イカ耳とゲソは、皮あり塩辛に一緒に漬けこむこととなります。

身はお好みのサイズにカット
身はお好みのサイズにカット

身はお好みのサイズにカットします。耳もゲソも同様に適当にカットします。

カットした身は、キッチンペーパーで入念に水を切って下さい。この水を嫌って、身を一晩干してから漬ける方もいらっしゃるようです。まだやってみたことはありません。

ゴロを取り出します
ゴロを取り出します

イカゴロの皮を包丁で縦に切り開き、スプーンで中身を取り出します。

ゴロを包丁でたたきます
ゴロを包丁でたたきます

取り出したままのゴロは、ゴロんと(…)一塊となっていますから、全体をまんべんなく包丁でたたきます。

後は身とゴロをあわせるだけ
後は身とゴロをあわせるだけ

あとは身とゴロを合わせるだけです。他の調味料は一切使いません。冷蔵庫で5日間熟成させれば完成です。

均一な熟成が旨味を引き立てますので、1日1~2回、かならず中身をよくかき混ぜましょう。

ちなみに2日目に採取したゴロは、現在、我が家の冷凍庫に安置されています。これはやがて、いつかの夜のイカゴロルイベとなって「今夜も晩酌」の食卓を飾ることとなります。

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