ホテル函館ロイヤルで忘年会
函館市大森町16-9
2010年12月11日
昨夜に続いての忘年会。今夜は、毎年恒例の職場の忘年会です。例年同様にホテル函館ロイヤルにて開催されました。函館市内の老舗ホテルの一つです。毎年おいしくボリューム満点の料理でもてなしてくれます。他にもたくさんの会社や企業の忘年会が開催されていました。
不景気と言われる中、この1年も仕事は多忙で、大変ありがたく思います。しんどい場面も多々あったけど、それも忘れてたくさん食べて飲んで盛り上がろうと思います。
今年一年の労をねぎらう温かい挨拶を聞いたのち、一同乾杯となりました。なんと今年は、自分が乾杯の音頭をとることに!
あまり何も言わないのも恰好悪いし、長すぎる挨拶は、ビールを目の前にして乾杯を今か今かと待ちわびる職員からの反感をかうことになるだろうし、どぎまぎしながら壇上へ。
「今年1年ご苦労様、来年もみんなで楽しく働きましょう!」の二言だけ言って、即座に乾杯へ。
肉の旨味がギュッと詰まったローストビーフ。ほどよく脂も散りばめられていて美味。
さらに、付け合せのタレをかけて食べると絶品!2種類のタレが用意されていました。どちらが何なのか、説明もあったのですが、すでに乾杯の後。室内はビール片手に盛り上がりが一気にピークへ達しているため、騒ぎの中では、何も聞こえません。
それにしても美味しかった。
大好きな刺身。ホテルでの団体プランでは、正直なところ、魚介類はほとんど期待できません。料金設定を考えると仕方のないことなのでしょうが、多くは脂身や旨味の欠いた、申し訳程度のものです。
ところが今回は、いつにも増して脂がのっています、旨味が詰まっています、食感が保たれています、酒がすすみます。
美味しかった~。
続いて登場したのは、なんとフカヒレスープ。中国三大珍味の一つが登場。
本日は、和・洋・中折衷コース確定。
一人ずつ取り分けた形で提供され、ボリュームも味も満足。久しぶりの中華の香りがたまりません。
和テイストが大好きなのですが、洋も中も実は大好きです。
次に登場は、アワビ。なんと、中国三大珍味のもう一つが出ちゃいました。次は、まさかのツバメの巣?
などと期待したくなりますが、アワビは「洋」できました。
ムース状の淡くて甘いかぼちゃソースが、アワビと下で支えている大根に爽やかに交わり、普段食べることのできない、エレガントな風味を堪能することができました。
アワビは、和・洋・中とも大活躍の優秀食材です。
北京ダックを中国三大珍味とする説のあるようです。なんにしても、世界中ところ選ばず珍味は大好きです。
肉を包んでいる皮は、鴨餅というのだそうです。餃子や春雨の皮と違い、幾分モチモチしており、微妙な弾力があります。これが中の鴨肉の濃厚な旨味と合わさり、他の料理では味わうことのできない、味と食感を楽しむことができます。まさに珍味。
蟹の爪は、衣が異常なまでに大きく、衣を大きくすることによる”上げ底効果”かと思ったら、疑ってごめんなさい。中はびっしり蟹の身が詰まっていました。そとは”かりっ”、中は”ぷりぷり”、これもいわゆる珍味。
こちらも中華風。ホタテとホッキとタケノコ炒め。
薄味なのだけど、風味が濃厚。食材の美味しさも活き活きしています。どうやって作っているのだろう。
ますますビール吸引速度が加速してゆきます。あ~、今夜も幸せだなぁ。
十分に焼かれていますが、決してかちこちではなく、美味しい肉の柔らかさが楽しめます。トッピングされたおろし根わさびが、これまた楽しさ倍増計画の役割を果たしています。
何気に添えられた玉ねぎ、にんじん、グリンピースも、食べてみるとひとつひとつしっかりと丁寧な味付けがなされており、肉がなくとも十分に主役級の美味。これだけで普段の”今夜も晩酌”が格調高くなりえます。
お造り同様、お寿司も大満足。
これだけの数を用意しなければならないので、握りたてとは比較することはできませんが、シャリの味わいやネタとの調和は、これまで経験したことのある、ホテル団体プランのお寿司からは、考えがたいものでした。
大変おいしくいただきました。
ビール吸引速度にも陰りが見え始め、体内ビール貯留スペースも、空き容量がほぼ無くなったころ、デザートにメロンが運ばれてきました。
ビールにより崩壊しつつあった、頭と体が、あま~くて汁気の多いメロンをいただくことで、リフレッシュされました。
ごちそうさまでした。
リフレッシュしたところで、2次会もがんばるぞ~
(完)