夢のトイレ35

夢のトイレ35  遠くの方に、さきほど上空から確認したサービスエリアが見えてきた。便意は10段階の7。うん、余裕だ。めくるめく快便の予感にボクは再び喜びを感じ始めていた。こういうのって、なんかいい。喜びの気持ちは恥骨の後ろの方に尿意の感覚をも生じさせる。排便とともに排尿も爽快に決めるぞ。ボクはサービスエリアの進入路へと車線変更した。大きくカーブを描きながらサービスエリアの駐車場へと進んでゆく。間もなくいくつかの建物が見えてきた。そしてその直後、ありえないものまでボクの目に飛び込んできた。白い乗用車だ。 (つづく)