土鍋で世界の鍋料理 韓国編

たかし「はぁ～、さっきはホント寒かった～」

キボリ「だから たかしぃ、冬が来るっていうのに、いつまでもパンツ一丁じゃダメですわ」

ぴょん子「たかしさん。わたしからもお願いします。いつもシャツ1枚で、心配なんです」

愛「おぉぉぉっ、ほっ、ほっ、ほっ。なぁぁぁんてことありませんわぁ。おバカは、風邪など ひかないのですわぁぁぁあ、おぉっつほっ、ほっ、ほっ、ほっ」

そういえば、愛ちゃんが風邪をひいたところ、見たことありませんな！

きっ！

ひぃ～っ！

こ、こわぁ…

たぁかし さぁ～～ん。　今、何か言いましてぇ？

あ、いえ、な、何にも言ってませんよぉ。　ホント。

ぱんだ「みなさーん、今夜は冷えた体を芯からあたためてくれる、韓国チゲ。私もがんばって作ったので、早く食べましょ」

ぱんだちゃん、このお鍋、とっても美味しいですね。今夜もみんなのためにがんばってくれて、とてもありがとう。

ぴょん子ちゃん、そう言ってもらえると、私も嬉しいわ。

おぉぉぉっ、ほっ、ほっ、ほっ。たぁぁしかに、今夜の鍋は、美味しいことよぉ。　ぱんだちゃん、ご苦労・さ・ま。

本当に美味しいですわ。カツオと昆布のダシに、魚介のダシが加わって、それをコチュジャンが優しくまろやかに包み込んで、それでいて激しく辛く、そうやって極上鍋を作り上げているのですわ。

ホント、キボリの言う通りだね。こぉれは、美味しいねぇ。体もあたたまるね。

ぱんだちゃんエライっ！韓国もエライっ！

たかし、もう酔っ払ってますな？

酔ってまぁ～す♡。だって、鍋は びっくりするほど、ひっく、美味しいし、ひっく、で、で、　このぉ韓国のお酒、ひっく、すんごい美味の、ひっく、

そうですなぁ、このお酒も、実に美味しいですなぁ。初雪降る寒～い一日でしたが、鍋も汗だくの美味し温かさですしなぁ～。　かまきり君とのお別れの悲しみも、少しは癒えますなぁ。

ひ、ひ、ひ、ひぃ～（号泣）　やっぱり、かまきり君との別れは、今も耐えられないよぉぉ…

あ、今 気が付きましたわ。たかし、右手に喪章してるのですな。それだけ、深い哀しみを背負ってるのですなぁ。でも、その思いは、僕達みんな同じですわ。かまきり君を想って、今夜も晩酌しましょ。

ありがとう、キボリ。