近所の小さな旅

どこにゆこうか?
どこにゆこうか?

キボリ「今日は たかし、ずいぶん早く仕事が終わりましたなぁ

たかし「そうなの。今日はちょっと大変な仕事で、ヘタしたらひどく時間がかかっちゃうとこだったんだ。でも、実際にはじめてみると 思ってた以上に上手くいって、嬉しくて嬉しくて 晴れ晴れとした気持ちで今ここにいてるんだ

上手くいって良かったですな。

ありがと、キボリ。ホッとしたらなんかこのまま家に帰るの、もったいなくなっちゃったなぁ。

そ、それじゃ、この近所を散歩するのは どうですかなぁ?

あっ、それいいね!見慣れた近所の風景だけど、なんか出会いがあったりして!

 

さて、どっちに行くかな?
さて、どっちに行くかな?

さて、どっちに行くかな?

あ、ここは”ワッショイ函館”を見た場所ですな。

そう。ここは五差路になってるんだよね。どっちに行こうか?

うわっ、たかし。あっちに魅惑の風景が見えますわ!

えっ、どっち?

あっち、あっちですわ~

これは魅惑だねぇ
これは魅惑だねぇ

うわぁ、これは魅惑だねぇ。

ど、ど、どうですかなぁ。行きますか?

キボリ、まだこんな明るいんだよ。これは早すぎるしょ。

そ、そうですなぁ。

あっ、そういえばこの近くにボクの大好きな店があるんだった!

えっ! それはどんなお店なのですかな?そこでは、何か美味しいものがあるのですかな?行きましょ行きましょ。たかしの大好きは、僕も大好きなのですわ!

キボリぃ、そこは食べ物屋でないよ。

えっ…

ボクの大好き、”あさひや”
ボクの大好き、”あさひや”

ここだよ。ボク、ここ大好きで なんべんも通ってるんだ。

こちらはどんなお店なのですかな?

入ってみれば分かるよ。それじゃ、中に入ってみよう!

そ、そうですな。美味しいお酒のお店ではないようですな。でも、なんだかとってもワクワクする雰囲気ですわ。入りましょ入りましょ。

こ~れは魅惑的な景色ですな~!
こ~れは魅惑的な景色ですな~!

ほーら、見てごらん!

はぁ~、こーれは、魅惑的な景色ですな~!

懐かしいでしょ。駄菓子にクジに。昔、赤平にも”おおや商店”っていって、子どもたちがたむろするスポットがあったんだ。懐かしいな~。あの頃はよかったな~。

たかし、駄菓子だけでなく、なんだか面白そうなもの、あっちにもたくさんありますわ!

これは、たかしの大好き手品グッズですな
これは、たかしの大好き手品グッズですな

このコーナーが、ボクのお気に入りなんだ。

あぁ~。これは、たかしの大好きな手品グッズですな~!

そうなの。でも、いっぱい練習してるんだけど、これを職場で披露しようとすると、みんな一斉にボクのところから離れてゆくんだよ。どうしてかなぁ…

あ、あ゛ぁ~! たかしの悩みはどうでもいいのですが、あの真ん中の上の方。あの肌色のふくらみは、 い、い、一体、なんなのですかなぁ~?

キボリ、おっぱいだよぉ。

お、おっぱい!?

そうだよ。おっぱい。

たかし、それ、ちょっと軽率なのでないですかな…

 

¥300
¥300

こーんなに買っちゃった♡

た、たかし。こんなにいっぱい買っちゃっていいのですかな?いくら給料日の後とはいえ、無駄遣いはいけないのですわ。

うん、たしかにそうだね。でもこれだけ い~っぱい買って¥300。遠足の時と一緒だよ。ボクも赤平の”おおや商店”で、遠足の時には、¥300ぴったしにおやつを買って幸せに浸ってったなぁ。懐かしいな~。¥300でも結構たくさん買えるんだよねぇ

え゛~。これだけたくさん買って¥300ですかぁ。それは、とっても嬉しいことですなぁ。

そうだよ。駄菓子はボクらのヒーローさ!

……

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コメント: 4
  • #1

    カツ丸 (月曜日, 26 9月 2011 22:46)

    なつかしいなぁ~。おおや商店。
    おばちゃんは色々とおまけをしてくれたのに、おっちゃんは機嫌が悪いと「早く帰れ!」ってオーラを出しまくる。
    そんなときには国道38号をはさんで向かいにある”日の出や”に行ったっけ。
    でも日の出やにはお菓子があまり売ってなかったなぁ。
    遠足の前日はおおや商店に小学生がいっぱいっだったね。
    おまけしてくれたお菓子は当日食べたっけ。
    10円菓子を20コくらい買って、、、その買い物が楽しかったよ。

    あさひや、恐るべし。
    おおや商店以上の品揃え。
    わたしも行ってみたいの。

  • #2

    miyatakagoroli (月曜日, 26 9月 2011 23:08)

    そうそう、おばちゃんがよくおまけしてくれました。遠足前日は、小学生がいっぱいでした。懐かしいなぁ。¥300握りしめて、袋いっぱいのおやつを購入しました。
    当時は、¥10ガム、箱ごと買いたいなぁ、って思ってました。大人になった今、箱ごと大人買いできるくらいになった今、子供の頃ほどに¥10ガムへの魅力は小さなものとなってました。そのかわり今は、ビールの箱に抑えきれない魅惑を感じます。でも、¥10ガムのような大人買いのできない価格が付けられてるのです。経済の仕組みはうまいことなっているようです。

  • #3

    kikoriro1 (土曜日, 03 12月 2011 14:02)

    ひゃ〜!! いいな〜!! 私もこういうお店大好きです〜! 木古内にも山川さんって松の湯の向かいにこんなくじ屋さんがありました。お風呂屋さんに行った後、ばあちゃんにねだって、アイドルぬり絵帳を買ってもらった記憶があります。(郷ひろみとか百恵ちゃんの似顔絵のぬりえでした。)写真にあるちっちゃい箱に入ったオレンジガム、こっちでも10箱1パックで売ってます。それも中国系とか韓国系のスーパーで!! サイコロキャラメルも父がよくパチンコで負けた時に景品として家に持って帰ってきては、家族の冷たい視線を受けてました。 遠足のおやつはどこでも300円だったんですね〜! ほんとに真剣に店の中で計算しながら、品物をかごに入れたり、戻したりしてたこと思い出しました。こんな昭和チックなお店、いつまでも続いてほしいですね〜!

  • #4

    miyatakagoroli (土曜日, 03 12月 2011 15:22)

    ボクも、当時はほんと真剣でした。いかにして¥300で納得のゆくおやつを購入するか。緊張感漂いつつも、実にワクワクの幸せの瞬間でした。函館あさひやは、いつも子供たちがたくさん集まっています。ボク等が子供の頃のように。いつまでも、この光景を見続けていたいと、ボクも思っています。
    よ〜し、あさひやが潰れないように、これからも大人買い続けるぞ〜!
    (子供たちが見てないところでね。)