精米に挑戦

函館市湯川町3

2010年11月13日

職場の知り合いから、新米をいただいた。まだ精米されていない玄米の状態。精米して食べてね、と言われたものの、はて、どうしたらいいのだろう?

函館居住歴の長い、年配の職員に聞いてみたところ、市内に何か所か精米できるところがあるよ、と教えていただき、いざ出発!

これが噂の精米器
さっそく中へ

教えられた通り、湯川の温泉街を抜け空港側へと向かいます。すると間もなく左手に函館の弁当チェーン店”甚兵衛”が見えてきます。ちょうどその向かいに自動精米所を見つけました。さっそく中へ。

はじめて見る機械が、どでんっ、と設置してありました。どこにコメを入れて、どこから出てくるのかもさっぱりわかりません。いくらくらい料金がかかるのかも分からずにやってきました。

まわりを見渡すと、”もみを入れないでください”の張り紙がいたるところに貼ってあります。”もみ”ってなんだ?ほんの束の間混乱気味となるものの、右側の壁には詳細な使用方法が示してありました。

精米器の使い方(作業手順説明)
作業順序の説明

まず玄米を入れる。中央の洗面台のようなところに入れるのかと思ったら、右すみの網の張った穴に入れるようだ。

持参した玄米は5㎏ほど(持った手ごたえ)なので、料金は100円。思ってたより安かった。

好みの白さ?そういえば説明を受けた時、7分が美味しいよ、と聞いたような気がする。でも、茶色いままでもし食べにくかったら、当面のごはんは、ずっと茶色ごはんでがまんしなければならない。どうしよう。

精米後、コメは中央の洗面台のようなところに出てくるようだ。

 

なるほど、作業手順はよくわかりました。

作業手順1.玄米投入
玄米投入口

作業手順1

 

玄米を投入する。手前に台が据え付けられており、大変投入しやすくつくられています。

中央の洗面台に投入するとしたら、とても骨が折れるところでした。

作業手順2.お金を投入
お金を入れる

作業手順2

 

お金を投入。今回は、5㎏(?)なので、100円玉1枚を投入。

入れた途端、機械が動き出すのでは、と思いドキドキしましたが、この時点ではまだ何も動きません。

 

 

作業手順3.精米程度を選択
白米を選択

作業手順3

 

好みの白さを選ぶ。

ボタンを押すまで、迷いに迷いました。

せっかくの道産米の新米。一番おいしく食べたく、7分を選ぼうか、万一おいしくなかったら?と考え、白米を選ぼうか。

なにせ初めての精米なので、自分の好みもわかりません。

 

数十秒の葛藤の末、結局白米を選択しました。

7分も食べてみたかったなぁ。

作業手順4.精米中
精米中

作業手順4

 

空袋を取り付ける。

この洗面台の下に、玄米を入れてきた空の袋を取り付けました。

その間も、精米はぐんぐん進みます。

作業手順5.玄米残量の確認
残量確認

作業手順5

 

玄米の残量は、この細長い窓を通して確認できます。中でギザギザのついた機械が回転している様子も見ることができます。なんだかとてもワクワクします。

と、気持ちよく精米が続いてたと思ったら、突然機械が止まってしまいました。残量を確認すると、まだまだたくさん残っています。

もういちど作業順序を読み返すと、5㎏1分100円が目安となっています。どうも持参したコメは、5㎏以上あったようです。いたしかたなく、もう100円追加。再び機械は轟音を上げ始めました。

作業手順6.精米したコメを回収
ペダルを踏んで米を出す

作業手順6

 

玄米の残量もなくなり、洗面台には、きれいなきれいな白米がたくさんたまりました。

ペダルを踏んで、全てもとの紙袋にコメを出しました。

 

あらためて持ち上げてみると、たしかに10㎏近くあるような気がしました(?)。

 

これからしばらくの間、おいしい道産米の新米をいただくことができます。

ただ、7分米も食べてみたかったなぁ。